高知東ロータリークラブ運営方針
高知東ロータリークラブメンバーとして矜持を持ち、他者を慮ろう
高知東ロータリークラブ
2025-2026年度
会 長 西森 良文
2025年度より国際ロータリーは年度テーマを廃止いたしました。
そして2025-2026年度国際ロータリー フランチェスコ・アレッツォ会長は 『よいことのために手を取りあおう』 とメッセージを発表しました。
また、そのメッセージと共に「変革は、一人ひとりの人格や互いへの接し方から始まります。どのように耳を傾け、サポートし、奉仕するかということから始まるのです。」と述べています。
2670地区2025-2026年度織田英正ガバナーは『地域密着のロータリーを目指そう』を地区テーマとしました。
当高知東ロータリークラブは、本年度で57年目を迎えます。驚くべきことに、それは私の年齢とほぼ同じであり、感慨深いものがあります。
クラブ創立以来、この素晴らしいクラブを育んでこられたクラブメンバーの皆様方に改めて敬意を表したいと思います。
さて、今ロータリーは時代と共に大きく変わろうとしています。ロータリーは時代の変化に対応し、変革し、前進していく必要があります。では、何を変化させて行けばよいのでしょうか。ただただ変化すれば良いというものではなく、守っていくべきものもあるのではないでしょうか? 古来より「温故知新」という言葉があり、また、ロータリアンでもあったウインストン・チャーチルは「過去を遠くまで振り返ることができれば、未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう」という名言を残しています。
今一度、ロータリーの原点を見つめ直し、当クラブが未来に向かってさらに発展していく為には、何が必要か、どう行動し、どう変化させればより良いクラブの未来に繋がっていくかを皆様と考える1年にしたいと思います。
そこで、本年度当クラブのテーマを 『高知東ロータリークラブメンバーとして矜持を持ち、他者を慮ろう』 とさせて頂きました。
『奉仕の理念と親睦』 この二つの両輪のもと、ロータリーは"I Serve"と言われ、基本的には自分の職業を通じて、地域に更には世界に奉仕するものと思われますが、その職業奉仕には高潔性と高い倫理観が求められると考えています。
日本のロータリーの始祖米山梅吉翁は、「例会は、人生の道場である。」と述べています。又、『keep your name clean』という言葉を大切にされたそうです。
例会への出席、そして例会のみならず地区・クラブ・各委員会の企画するプログラムへ参加することにより、その中で多くの会員と触れ合い、いろいろな意見を聞き、自ら意見を述べ、和やかな親睦の内に多くの気づきを得て、初めてそこから学びへと向かえるのではないでしょうか。その学びから得られるものに品位・品格が備わればより良い方向へ向かっていけると信じています。
例会に集い、会員の皆様が“何を考え""どのような行動を起こすのか?"
その行動を家庭に於いて、仕事に於いて、地域社会に於いて、世界社会に於いて、もちろんロータリーに於いても問われます。
クラブへの想いは、会員一人ひとり異なるでしょう。ロータリー歴の長い方、入会早々の方、ロータリーを深く勉強された方、そうでない方、変化を担う会員、それ以外の会員も。個性豊かな会員の多様性を尊重し、お互いに認め合うなかで、少しだけ『他者を慮る』気持ちを持ってみて下さい。
その一歩が、多くの気づきをもたらしてくれるはずです。ほんの少しの“プラス”が、やがてご自身の人生にとっての“プラス”となって返ってくることでしょう。
ぜひ、「他者を思いやる」気持ちを、より一歩進めて「他者を慮る」姿勢へとアップグレードしてみてください。
これは、まさにロータリーの理念「One Profits Most Who Serves Best(最もよく奉仕する者が最も多く報われる)」を体現する一歩だと私は信じております。
本年度の目標
1. 例会出席率100%の継続(多くのホームクラブ出席にご協力ください。)
2. もっと例会を楽しみましょう
本年度は、例会時の食事時間をできる限り確保し、会員同士の語らいを大切にしたいと考えています。
3. さらなる親睦を
例会はもちろん、さまざまなプログラムへの積極的なご参加をお願いします。
会員の皆さま、水曜会、そしてご家族も含めた親睦を図っていきましょう。
4. もっと東ロータリークラブを学びましょう
地区補助金事業の企画・立案を題材に、会員皆様全員で取り組み、高知東ロータリークラブらしさを語り合いましょう。本年度より、地区補助金事業は財団委員会の手を離れ、5大奉仕を中心とした企画を行っていきましょう。
5. 水曜会との交流・親睦をさらに深めましょう。
当クラブの歴史を語る上で忘れてならない「水曜会」。その親密な関係を、今後も当クラブの特長として定着・発展させるべく、会員皆様のご理解とご協力を切に願っております。
私自身、ロータリーについては不勉強ですので皆様と共にロータリーを考えながら、笑顔あふれる1年になればと思っております。野町幹事と共に、精一杯努めてまいります。何卒、皆様方の寛容の精神とお力添えを、宜しくお願い申し上げます。